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ベオークが朱羅さんと朱羅さんの周囲の人間に与えた影響 
猫とご挨拶
(※クリックで原寸大)

猫にご挨拶する朱羅さん。

朱羅さんはベオークのことが大好きだった故に動物にはとても素直です。
元々素直で純粋な子でしたが御堂家時代に色々あって、人が苦手になってしまったのですが…。

最後まで朱羅さんの味方でいてくれたベオークの存在は唯一の救いであり、
朱羅さんがヒトであることを踏ん張り続けられた理由でもあります。
それもあってか、朱羅さんの中で(人間以外の)動物達の方が尊く親しい存在
…という認識が強かったりします。
動物達もまた、朱羅さんの元来備わっている優しさや愛しさや自分達に対する想いを感じるせいか、
他の人には懐かない動物も、朱羅さんには懐いたりもします。

瑪瑙ちゃんの存在も朱羅さんにとってはとても大きな存在ですが、
ベオークは朱羅さんにとって初めて最後まで真っ直ぐに自分を愛し、
身を挺して自分を護り、生かしてくれた存在なので、瑪瑙ちゃんとはまた少し違った意味合いで
朱羅さんにとって『特別』な存在です。
多分、ベオークが朱羅さんにとって『母親』であり『自分を導いてくれる存在』であることに対し、
瑪瑙ちゃんは『共に歩める存在』なのだと思います。
勿論、朱羅さんもベオークを護りたいという気持ちはありましたが、
自分が生まれた時から傍にいて護ってくれた存在だったので、ベオークは朱羅さんにとって
護ってくれる存在、という意識が強いのだと思います。
朱羅さんが尊敬出来る師、と言っても良いかもしれません。

ベオークがいなければ朱羅さんは幼いままその命を散らせていましたし、
運良く生き延びても自我を手放し、朱莉姉様や朱鷺兄のように狂っていたと思います。
…でも、ベオークが自分を護って死んでしまったということが朱羅さんの中で深い傷となり、
(それ以外にも原因はありますが)必要以上に自分に苦行を強いたり、ひたすら痛みに耐える
歳不相応の子供にしてしまったのかもしれません。
最初の頃は痛みに『耐える』子でしたが、最終的には痛みを『感じられない』子になってしまいます。
身体的な意味で、キリスの血が力を増してしまったが故に痛みに対して鈍くなってしまった訳ですが、
やはりこころの傷もその原因のひとつになっている訳で…。

痛みに耐えられる上に痛みに鈍く、傷の治りも早いので、朱羅さんはそういう意味でも
任務遂行時には気を付けなければならないことが増えたりもしています。
重症を負えば宿主を生かそうとするキリスの血が朱羅さんのヒトとしての自我を侵蝕し、
細胞を活性化させて傷を癒そうとする為、朱羅さんが暴走する危険性が高まりますし、
ERASEの研究所員達にしてみれば貴重な生きたサンプルを失うことにもなるので、
朱羅さんが就く任務は他の隊員より注視されています。
上層部から大事にされている(実際は『貴重なサンプル』としてしか見られていないのですが…)
という風に周囲には映っているので、そんな朱羅さんを良く思わない隊員達も少なくはありません。

それ故、特に訓練生時代は絡まれたり陰湿な虐めを受けていた時期がありました。
朱羅さん本人は気にすることもなければ怒りを覚えることもなかったのですが、
当時まだこころが不安定で朱羅さんへの依存が高まる一方だったいっきに対する
悪い影響はとても強く、朱羅さんが苛められたと知るや否や相手を半殺しにする勢いで
暴行を加えて謹慎処分を受けていたこともありました。

問題を起こしたとは言え、いっきはERASE入隊時から一目置かれる存在だった故に
首を斬られたりすることはなかったので、余計に問題が悪化することも……。
いっきは勿論朱羅さん程ではありませんでしたが、それでも暗部入隊試験で
良い成績を得、暗部所属も全く問題ない身体能力と持っており、下手な暗部隊員よりも強い上に
体格も良いので、少年期のいっきは怒らせてはいけないと噂されていた時期もありました。
自分のことに対してはイラつきはするものの暴れるほどの怒りは覚えないいっきですが、
朱羅さんのこととなると沸点が途端に低くなるのである意味危険視されていました。
キリちゃんも問題視されていましたが、いっきの方も結構危うかったのです。

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