フロ君とキリちゃん 
フロ君とキリちゃん
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フロ君とキリちゃんは簡単に言ってしまえば…
『フロ君が多重人格者で、キリちゃんがその中の人格のひとつ』
…という関係になります。
(蛇足ですが、実はフロ君の中にキリちゃん以外の人格が形成されていたりもしています)

【 血だまりの中で 】の中で、フロ君の負の感情が解放された時に生まれたのがキリちゃんです。
フロ君の中で抑え切れなくなった負の感情を留める為の器がキリちゃん。…とも言えるかな。
なので、最初の頃のキリちゃんは暴れ馬ですぐに暴力に訴えるような子でした。
『フロ君を護ることが自分の存在意義』と考えているキリちゃんにとって、
フロ君をモルモットにしようとするERASEの人間は全て敵だった為です。
キリちゃんにとってフロ君だけが存在意義であり、フロ君が全てだったんですよね、最初の頃は。
だから、思考もとっても単純明快だった訳です。

でも、そんなフロ君にキリちゃんは拒絶されてしまいます。
フロ君も精神的にとても不安定で、殺戮を何とも思わないもう1人の自分(=キリちゃん)を
認めたくはなかったようです。
キリちゃんも、自分の全てであるフロ君に拒絶され、自分を見る目が恐怖に染まっているフロ君の目に
耐えられなかったりもして、更に荒れてしまう訳ですが……
フロ君の監視役も担っていた朱羅さんがそんなキリ君を宥め、フロ君がキリちゃんを受け入れられるよう
ゆっくりと心を落ち着かせていったお陰で、深紅時代のフロ君とキリちゃんは
とても良い関係になっています。親友のような、兄弟のような…そんな絆の深い関係に。

ただの狂戦士だったキリちゃんも、深紅の頃には言葉遣いが乱暴で行動が粗雑だったり
横暴だったりはするものの、フロ君とはまた別の人間関係を築けるようになっています。
フロ君が大切なことには変わりはないけれど、フロ君だけが自分の全てではないと思うようになったから。
フロ君自身も、自分の負の感情を引き受け、留めてくれているキリちゃんには感謝しているし、
フロ君にとってもキリちゃんは大切な存在です。
だから、身体はひとつではあるけれど、キリちゃんにも自分の人生を歩んで欲しいと思っています。

キリちゃんが誕生した理由は『フロ君の負の感情を留める器が必要だったから』…なのですが、
キリス種族は元々、憎悪や怒り等と言った負の感情を増幅させて己の力に変換して戦ってきた種族なので
キリちゃんを生み出した後も、フロ君自身に負の感情が渦巻いていたりはしています。
フロ君も精神的に強くはなりましたが、1度は抱えきれなくなって外に出してしまった為、
負の感情のコントロールについては多少弱い面も持っているので、
そう言った意味で危うかったりもするフロ君。黒に染まり易いんですよね。
キリちゃんは自分の存在の意味を理解しているので、負の感情のコントロールは得意。
寧ろ、その負の感情を飲み込んで、深紅のキリちゃんが生まれたので、
そういう面ではキリちゃんの方が優秀ですね。
『黒』であるキリちゃんは染まることはないですが、『白』であるフロ君は染まり易い訳です。

ちなみに、身体を優先して使えるのは元々の人格であるフロ君です。
キリちゃんはフロ君が重傷を負った時や、フロ君がOKを出した時などに外に出てきます。
外に出てこない時にはフロ君の中に留まっています。
なので、時々フロ君とキリちゃんの2人で脳内?精神?会議が行われたりもします。

後はそうですね…
身体能力・戦闘能力について言えば"キリちゃん>フロ君" になっています。
戦闘センスもキリちゃんの方が上ですが、単細胞なので頭脳戦には向いてないですね!